11月1日(土) 東京➡︎高松
行く新幹線(東京➡︎岡山)を晴れ➡︎曇り➡︎晴れで6時発9時着で移動する。
瀬戸大橋をグリーン車で通った、窓が大きく、瀬戸大橋を通るのをジッと見られたのが良かった。
まず着いたら駅前のうどん屋に行き、一杯食べる。とろろぶっかけ(冷)を1玉。四国初上陸なのです。
高松でうどんを1軒、丸亀でうどんを2軒食べる。
正確には丸亀の一駅隣の宇多津駅で降りて、そこから20分ほど歩いて中村うどん(卵綴じうどん350円(温))に行き、そこから徒歩5分の場所に讃州製麺(肉甘ぶっかけうどん温)というのがあったので食べた。
散歩して丸亀駅付近まで行き、そのあと喫茶店のフジへ。パフェとコーヒーを飲む。コーヒーが軽く驚くくらい美味しかった。
高松だけでなく丸亀に足を運んだ理由としては丸亀市LOVEな人から「香川県に行くのであれば丸亀にも是非行って欲しい!」とお店をたくさん紹介されたから。
MIUというおみやげショップに行く。上品なおばあちゃんが手仕事でお店の商品を作りながら出迎えてくれる。おばあちゃんに色々とし付近の情報や島の情報を教えてもらい、なんか買った商品の数に対して異常に安くしてもらった。和紙についての話をする。また行かねば。
そのおばあちゃんが「丸亀市は競艇で財政に潤いがあるのよ」と仰っていた。実際に駅前には謎のイルミネーションがあったし(競艇協賛)、ついでに行った現代美術館も職員の数が多く大変綺麗な建物であったし、丸亀市全体の印象としてツッコミどころが多くて大変面白かった。
高松に戻り、夜ご飯の場所を探す。
最初目論見をつけていたお店は人がたくさん並んでいたのでたまたま見かけた焼き鳥屋に入る。
入り口に長文の文字で「怖くないよ、入っておいで」という趣旨のことが書かれており、逆にそれが書かれていることによって怖がってしまう人もいるのではないかと思った。
お店としては最高で、まず焼き鳥が美味しく、しかも70歳くらいのご夫婦でやられていたのですが途中からそのお孫さんがお手伝いに来られた。
その方は大学2年生ではあるのだが2年間ほど働いてから大学に行ったらしい。好青年で(しかも面白そうで)嬉しくなってしまい、とりあえず夜学バーの名刺を渡しておいた。東京に来たときはぜひ来て頂きたい。
そのあとは夜学バー店主のジャッキーさんに教えてもらったバーへ。
看板も出していなく、扉だけのバー。
マスターは70歳らしいが50歳くらいにしか見えない。
話の中で、「じゃあ、孫みたいなもんやな」と言っていただけてとても嬉しかった。
お酒の種類は多くなく、おすすめの飲み方としてはジャックダニエルのロックにソーダを恐らくは30-50mlくらい入れる飲み方。とても濃いハイボールのようなもの。
これまでの人生でジャックダニエルを何杯も立て続けに飲んだことは無かったのだけれど、こうして飲んでみると非常に美味しかった。
3杯くらい飲んでお店を出る。
11月2日(日) 高松➡︎女木島➡︎直島
高松で一泊。起きてホテルの近くにあった「皇帝」という喫茶店へ。モーニングを食べる。
飲み物にプラス50円でモーニングがつく。200円でプリンを追加し、コーヒー、パン、プリン、サラダでお会計は600円。
フェリー乗り場に行く。船が出るのは10時だが瀬戸芸で人が多くチケットが売り切れてしまう可能性があったので(予約ができないし販売されるのは40分前)9時に並ぶ。
無事に女木島のチケットをゲット。
女木島に行く。
まずは鬼ヶ島の洞窟へと行った。バスで10分。怖かった。道も狭く急勾配を運転手さんが器用に走らせる。
洞窟は人が多く酸素が薄かった気がする。
景色は綺麗だった。
地元の食堂へ。イメージとしては近所の集会所みたいな建物。
明らかに冷凍のうどんだったが、隣の家族連れのお母さんが「これまで食べた中で一番美味しい」と言っていいながら同じうどんを食べていたのでなんか美味しい気がした。
「8番の方〜」みたいなことを結構キツめの言い方でおばあちゃんが言っていたりして、まあそんなに観光客が来たら疲れますわな。
隣に座ってた幼子がチラチラとこっちを見ていたりして可愛かった。
そのあとは小学校、中学校の展示を見たりしていた。
サラハドソンの「石は憶えている」をもう少し見たかったが時間が無かったのであとで調べてみようと思った。女木島に着いたあとは一度高松に戻り、うどんを一杯食べてそのあと直島へ。
女木島から高松に帰るフェリーでボンヤリと甲板に座って外を眺めていて、良い時間だった。
高松に戻ると、またうどんを一杯食べて直島へ。
直島の宿に行き、荷物を置いて散歩。
文化祭を頑張っているらしい友人から電話がかかってきて頑張ってほしいなと思った。直島の近くで採れたらしいヒラメを食べる。食べたあとはアイラブ銭湯。宿に誰もいなく、オーナーすらいなかったから。
0時くらいに寝る。
11月3日(月) 直島➡︎倉敷
直島を回る。
まずは入り口にジャコメッティがいて大興奮してしまった。人生初ジャコメッティ。山中瑶子監督が首元にジャコメッティの作品をデフォルメしたタトゥーを入れていてそれがめっちゃ良い。
そのあと李禹煥美術館に行く。もう少し勉強すればもっと面白かったのかもしれない。
李禹煥美術館の広場で日向ぼっこをしたりした。天気が良かったから。
家シリーズの家を回る。
ちょうど太陽が出てきて、なんか歩くだけでポカポカとして良かった。
椅子に座ってカフェオレを飲んだりしている時も良かった。
15時頃の船で直島を出て宇野(岡山)へ。
そこから倉敷へ向かう。
元々この旅の最初がカネコアヤノのライブが11月3日に倉敷文芸館であるらしく、それと一緒に瀬戸芸とか高松に行ったら面白いのでは?というところから始まった。
宿に荷物を置きカネコアヤノのライブへ。
お腹がペコペコの状態で行き、とんでもなくお腹が空いていたのでライブ前にうどん屋に行こうと話していたがうどん屋に結構人が並んでいて、ライブの時間がギリギリだったこともあり食べられなかった。
ライブは最高。MCが無かったので1時間10分くらいで終わった。
外に出てみるとあまりの人通りの少なさに驚く。
倉敷市の美観地区の外見はテーマパークのような、忍者村のような街並みを想像して頂きたいのだけれど、真ん中に小川が流れていてその脇には美しい街灯、そして日本家屋がズラッと並んでいる。
飲食店が悉く閉まっていたので3軒くらい回り、見つける。
まあ連休最終日の夜だからね。
というかどこもお店がやっていない中(そして人通りも全くと言っていいほど無い)、トルコ雑貨店だけはやっていた。何故か23時ごろに通りかかった時も営業していた。
美観地区で夜までやっていた雑貨店は恐らくそのトルコ雑貨店だけ。
翌日散策した時もちゃんと朝から開けていて偉い。翌日の夜にフラッと寄ってみたら店員は誰も居なく、何部屋かある店内の一部屋の隅で夜ご飯を食べていた。
商品は大量に置いてあるし、盗まれても恐らく分からない。この街の治安が良いのか、そのトルコ雑貨店が大らかなのか…
美観地区から出ると色々とお店はありそうだったが、疲れていたので帰る。
11月4日(火) 倉敷➡︎東京
この日は帰るだけなのでのんびりと起床。このホテルも奇妙な建物で、部屋は広いのに置かれている家具は少ない。
小さなローテーブルの他はテーブルも椅子もなく、ソファーもない。
掃除は行き届いてはいるけれどゴミ箱には前の人が使ったゴミがまだある(溜まったら交換する仕組みなのだろうか)。
お手洗いやバスルームも綺麗。
そして何故かキッチンがあるが照明は電気が通ってなくて使えない(IHは使えた)。
空気の流れも悪く、朝起きるとかなり空気が篭っていた。
何故かプロジェクターが置いてあってワクワクしながらつけたら言語がフランス語で、操作方法が分からず諦めた。
インドのまあまあ良いホテル(とはいえ確か一泊3000円くらい、普段は平均1000円くらいの場所に泊まっていたのでこれはかなり奮発した)に泊まった時を思い出した。
掃除が行き届いているところと行き届いていないところがある。
9時ごろにホテルのモーニングを食べる。
なんか豪華だったし、パンも美味しかった。
まずはエルグレコという喫茶店へ。小沢健二がそんな名前の曲を出していたなと思っていたら「エル・フエゴ(ザ・炎)」だった。
この喫茶店は恐らく隣にある「大原美術館」がエルグレコの《受胎告知》を収蔵していたためそう名付けられたのだろう。
帰り際にこの喫茶店オリジナルのマスキングテープも貰って嬉しかった。そのあとはデニムのお店をいくつか回り(最初に入ったお店が一番良さそうだったよね)、道を歩いたりしていた。
この日は天気も良かったし、美観地区って歩いているだけで楽しかった。
自転車や自動車の通りがほとんど無い。
2日目、3日目に行っていた女木島や直島は狭い道をバスがたくさん走っていて(運転手の人が器用に走らせていた)、移動中に真横をすり抜けて行ったりしたのだけれど、美観地区はそのようなことがなかった。
だからすごく歩きやすく、ポカポカとしていて幸せだった。
直島の家プロジェクトを歩いた時もポカポカとした感じ。
路地奥にあるお店で桃ジュースを飲んだ。会社がやっている博物館のようなお店でお客さんが誰もいなかったので2階の居間を独占していた。
この倉敷という街は「マスキングテープ発祥の地」と言われていて、一番有名なのはカモ井加工紙株式会社がやっている「mt」というブランド。
僕はヘナタトゥーのペーストをヘナコーンに詰める時や、ヘナコーンを自作する時にマステを使うので大体年間に30個くらいはマステを購入している。普段は100均の大容量マステなのだが、可愛い方がテンション上がる。
マステ専門店が美観地区にあるということで行った。マステ2個と便箋を買った。
倉敷美観地区の夜間景観照明は照明デザイナーである石井幹子さんという方がデザインされているらしく、だから綺麗だったのか。桃ジュースとお昼ご飯を食べる。
大原美術館をじっくりと回る。ルノワールやモネ、藤田嗣治がさりげなく置かれていて、じっくりと見ることが出来たのはすごく貴重な体験なのかもしれない。庭にロダンも置いてあったし。
火曜の午後だったので人も全然いなかった。
セガンティーニが良かった。キリコももっと知れば面白く見れそうな気がした。
この美術館ですごいのは、モネもルノワールも藤田も全然人がいない状況で、ノンビリ見れること。
私の耳は貝のから 海の響をなつかしむ 谷川俊太郎 朝のリレー
図書館に行ったら建物が寒かった。
倉敷の図書館なのですごい建物なのかなと思っていたらそうでもなく普通の図書館だった。
村上春樹の「パン屋を襲う」を読む。
米粉で焼いているらしい味噌カツを食べ、少し美観地区を散歩してから(この日の夜の美観地区も全く人がいなかった)、深夜バスに乗り東京に帰る。三列独立シートだったので快適。

